社会インフラ整備における調査・設計・計画・維持管理などを担う『エコー建設コンサルタント』。1968年の創業以来、徳島県内を拠点に地域密着型の企業として事業を展開してきた。
道路・橋梁・トンネル・河川施設の設計や都市計画などを行う建設コンサルタント業をはじめ、地質調査や補償コンサルタント、測量など幅広い分野に対応。地域社会の安全・安心を支える環境づくりに貢献している。
新町橋
楠根トンネル
これまで県や市町村、国、民間から、毎年平均100件以上の案件を手掛けている。技術士やRCCMなどの有資格者も多数在籍し、確かな技術力と誠実なサービスで地域の未来を支えるプロフェッショナル集団である。
左:取締役(経営企画担当)齋藤博紀さん
右:技術部技術2課 山口亮太さん
組織の強みについて、取締役(経営企画担当)齋藤博紀さんは、「半世紀にわたって、徳島県のインフラに貢献し続けているところです」と語る。エコー建設コンサルタントでは、建設コンサルタント業を主軸に、インフラに関わる幅広い業務を自社で一貫して行うことができる。
特に、近年はメンテナンス業務が多い中で、道路附属物(標識、照明施設等)の点検業務に対応できる企業は県内でも少なく、大きな強みの一つとなっている。
附属物点検調査の様子。高い専門性と地域の安全を支える重要な業務だという。
“働きやすさ”と“育てる仕組み”で築く徳島のインフラ
エコー建設コンサルタントでは、建設業界全体で若手人材が減少傾向にある中、若手社員の割合が着実に増えている。その背景にあるのが、“働きやすさ”と“育てる仕組み”への取り組みだ。テレワークの導入や資格取得への支援制度に加え、早朝出勤によって定時退社を実現する柔軟な働き方を採用。
個々のスキルアップや私生活も大切にできる環境づくりを進めている。
テレワーク環境の整備によって、仕事と介護・家事・子育てとの両立を後押ししている。
また、新入社員育成にも力をいれ、部署ごとの業務紹介や社会人マナー研修といった基礎研修に加え、実際の現場を見て学ぶ実践的な研修を実施。土木の専門知識がない社員には、土木の基礎を学べるオンライン研修を用意しており、未経験からでも安心して成長できる体制が整っている。
さらに、若手社員同士の交流も活発で、バレーボールやバーベキューなどの活動が自主的に行われるなど、風通しの良い社風も魅力だ。
こうした環境の中で活躍する社員の一人が、技術部技術二課 山口亮太さん(40歳)だ。2008年に入社し、道路や橋梁、トンネルの設計・点検・補修など幅広い業務を行っている。鳥取県出身で、高知の大学在学中に大学の先生からの紹介がきっかけで入社したのだという。
入社18年目の山口さん。「まったく知らない土地だったこともあり、入社当初はやめる気満々でした」と笑いながら振り返る。
入社した当時は時代的にも残業が多く、上司も部下も少ない環境だったという。現在は、部署内の20代の若手社員も増え、山口さんは管理職という立場で、若手社員の育成も担っている。
「自分の成長だけではなく、若手の育成にも引き続き力を入れていきたい」と今後の目標を語る。課としての目標を明確に示し、一人ひとりが自分の役割を理解できるような体制づくりを目指している。
自身の仕事のやりがいについて「自分が設計したものが形になり、それが周囲に伝わり、認めてもらえることです」と話す。
計画の途中で方針変更が生じることもあれば、河川測量中に足を滑らせて川にはまり、全身びしょぬれになりながら作業を続けたこともあるなど、決して楽な仕事ばかりではない。それでも、苦労した分だけ完成したときの達成感は大きいと笑顔を見せる。
徳島県のインフラに貢献し続けるとともに、社員の働きやすさにも力を注ぐエコー建設コンサルタント。取締役(経営企画担当)の齋藤さんは、「県外出身の社員も複数在籍しており、徳島県出身でなくても働きにくさを感じることはありません」と語る。
地域に根ざしながらも、出身や経験を問わず挑戦できる環境を築いている。その組織力と確かな技術力を強みに、これからも徳島の未来を支え続けていく。