1966年の創業以来、地域に密着した総合建設コンサルタントとしてきめ細かな技術サービスを提供する『株式会社フジタ建設コンサルタント』は、橋梁や河川、 道路、砂防、港湾、公園などの設計に加え、測量や補償コンサルタントと幅広い分野で安全・安心なまちづくりに貢献している。
半世紀を超えて徳島の豊かな発展に寄与してきた力の根底にあるのは、つねに時代のニーズに対応する技術集団としての誇りだと伝わる。長年の実績から得た知見を礎に、設計分野における3Dモデル作成や測量分野のUAV(ドローン)による3次元測量など、新たな技術や最新機器もいち早く導入して常に顧客の期待に応えてきた。
夢のある郷土づくりを目指して、新町川水際公園内にある[ふれあい橋]の構造計画や美馬市脇町[うだつの町並み]の
道路景観整備など、地域の自然や人々と共生できる事業にも携わってきた。
一方で成長を続ける組織作りのために注力しているのが、風通しの良い職場環境の醸成と社員の幸せの追求だ。研修旅行や社内親睦スポーツ大会、技術発表会、忘年会などのイベントが多く催され、社員同士が親睦を深めることで活発な意見交換もでき、より良い成果品作りに繋がっているという。
また社員の健康増進とスポーツ活動の促進に積極的に取り組む企業姿勢が国から評価され、2017年に健康経営優良法人の認定を受け、2021年度からは6年連続で上位500法人のみが認定される【ブライト500】にも選ばれている。
2019年には四国で初めて「スポーツエールカンパニー(※1)」にも認定。8年連続認定の実績と定められた要件を満たした企業のみが選ばれる「シルバープラス認定」は四国で唯一の快挙だ。
(※1)スポーツ庁が従業員の健康増進のためにスポーツ活動の促進に積極的に取り組む企業を認定。
2026年に「シルバープラス」として認定されたのは全国1635社のうち29社のみ。
恵まれた環境から生まれる最良の仕事
河川計画グループに所属している西岡 優佑さん(28歳)は「徳島生まれの徳島育ち」。就職するなら自分を育ててくれた地元に何か貢献したいという強い思いがあったという。
「元々大学で CAD(コンピューター支援設計ソフト) に関する講義を受けていたこともあり、設計の分野に興味がありました。HPで見た様々な業務による地域貢献に加え、献血やアドプト活動、 職場体験学習など、 業務以外でも地域貢献に積極的な社風に惹かれました」。
入社4年目の西岡 優佑さん。現在は河川の流量検討や堤防の点検、河川事業の再評価業務などに携わっている。
現在は河川設計の前段階を担う様々な調査や解析業務がメインで、雨の降り方や洪水発生の仕方をはじめ、川が氾濫した場合の流れなどの様々な検討を行い、河川事業の方向性を決める仕事に励んでいる。
近年では多くの河川で洪水ハザードマップのもととなる浸水想定区域図の作成や、気候変動に対応した河川計画なども策定。流域全体で水害を減らすという従来の枠組みにとらわれない“流域治水”といった新たな取り組みにも着手しているそうだ。
西岡さんは仕事のやりがいについて「計画グループなので実際に図面を作成することは少ないですが、事業の再評価を行った河川で引き続き設計業務を受注したときには、“自分の仕事が実を結んだ” と実感します」と語る。経験を積むことで視野が広がり、自ら考えて仕事を進められるようになった今は、より責任感が芽生えて毎日が充実しているという。
そして働きやすい職場環境も西岡さんの言葉の節々に感じる。
「年に2回、社長との個別面談があるんですが、そこで仕事の悩みや健康状態、プライベートなことまで気軽に相談ができて、社長が社員一人一人の意見を汲み取ってくれる場にもなっています。これってなかなかないことだと思います」。
一方で他部署の社員と交流を深められる機会も多くあり、バレーボールやソフトボール、ゴルフなどのスポーツ活動も実施。「リフレッシュできて仲間との何気ない会話が楽しい」と社員にも好評だ。
西岡さんもバレーボールとソフトボールに参加しているクラブ活動。会社から活動補助費も支給されている。
西岡さんがすごいと思ったのが研修旅行。毎年、社員が会社と相談しながら企画を考える。日帰り・1泊・2泊、3泊などのコースがあり、個人の希望で行先が選べるそうだ。
ともに働く同僚は家族のようだと笑う西岡さん。恵まれた環境から生み出す自らの仕事が、まちの安全や暮らしの安心に繋がっていく。その表情は責任と充実感に満ちあふれていて晴れやかだ。