四国内の高速道路を中心とした道路をはじめ、河川・砂防施設や橋梁など豊かな暮らしに直結する公共インフラ。それらの調査や設計、点検・測量などを手がけるのが平成元年に創業した『株式会社 ファルコン』だ。なかでも構造物点検の分野では徳島県内で着実な実績を重ね、地域のインフラ維持に重要な役割を果たし信頼を獲得してきた。
時代のニーズに敏感に対応し、赤外線によるコンクリートの損傷検知システムや、ドローン(UAV)を活用した撮影・防災対応など新しい技術も積極的に導入。点検業務の省力化や効率化を進めながら、より確実で安全な社会基盤づくりに貢献している。
2022年には社屋を新設移転し、これまで以上に働く環境が快適化された。
「社員一人ひとりが輝き成長できると共に、その家族の幸せを追求する企業であり続ける」という理念を掲げ、発展の過程で技術力とともに人間力を重視した企業風土も大切に醸成してきた。
社内外の研修を実施するなどして若手社員の育成にも尽力してきた姿勢は国からも評価され、若者の採用・育成に積極的で雇用管理が優良な中小企業を厚生労働大臣が認定する「ユースエール」にも選ばれている。
若手社員育成の功績が評価されユースエール認定企業に選出。
躍動する若い力が企業の成長に
会社のさらなる成長には若い力の躍動が欠かせない。若手社員が述べる言葉に宿るのは、仕事に対する充実感と将来への希望だ。
3年前に社会の役に立てる会社で働きたいと転職し、現在は総務部で業務に励む野崎 真由さん(28歳)。
「自分自身は現場に出ることはないんですが、その人たちが働きやすい環境を整えることで会社全体を支えているという実感があります。それが社会に役立つことにも繋がっていると思うと、やりがいを感じますね。社員同士の仲が良くて、みんな仕事のオンオフの切り替えがしっかりしているところも魅力だと思います」。
野崎さん同期の坂東 暁さん(20歳)は建設業に興味を抱いて高校卒業後に入社した。
「県外への進学や就職も考えていましたが、就職説明会で熱心な対応を受けてこの会社で働きたいと思いました。全く知識の無い所からスタートしたので、現場に出て先輩方に教えてもらいながら経験を積んでいます」。
今は高速道路やトンネルなどの調査・点検が主な業務で、地元に貢献できていることに喜びを感じているという。
入社8年目の阿部 寛生さん(26歳)はかつて起きた事故に衝撃を受け、その後の人生の選択に大きく影響したと語る。
「小学生の時に山梨県の笹子トンネルで起きた天井板崩落事故をニュースで見て、トンネルを通るのが怖くなりました。それをきっかけに高校も環境土木コースに進んで、地元の徳島で社会インフラに携わる仕事がしたいと、県内で唯一高速道路の点検を行なっていたファルコンに入社しました。
高速道路は災害時の緊急輸送路にもなるので、重要なライフラインの調査・点検を行う今の仕事は重要で大きな意義があると思います。今あるインフラを次の世代に繋いでいきたい」
経年劣化による悲惨な事故が二度と起こらないように。それが阿部さんの原動力だ。
刻々と変化する社会課題に恐れることなくスピード感を持って対応し、安心安全の暮らしを守ってきた『ファルコン』。社名に冠したその名の通り、勇敢で俊敏なハヤブサのごとく俯瞰の眼を持ってさらに飛躍し、未来をまっすぐに見つめていく。